ビジネス

リーンキャンパスを作成してみよう!

こんばんは!k-tatsuです。

人材教育とマネジメントに悩んでいますが、2つの気をつけることに注力しようと決意しています。

1つ目が、「人の話を最後まで聞き、理解すること。途中で遮らないこと。」

2つ目が、「話し合いの時、テーマから話がそれないように意識すること。」

当たり前のことかもしれないのですが、

嫁から注意されできていないことに気がつきましたw

皆さんはどんな改善したいことがありますでしょうか?

さて、今日は、「リーンキャンバス」について学んでいきます。

リーンキャンパスについて

リーンキャンバスって知ってますか?

僕も知らなかったのですが、よく使われる

ビジネスモデル・キャンバス」からスタートアップには重要でない項目を

省略したもので、重要な顧客、課題、製品にフォーカスできるように

設計されたものみたいです。

ビジネスプランを具体化するのに効果的だとのことです。

リーンキャンバスの項目と埋める順番が書いてあります。

リーンキャンバスを使う利点ですが、

「誰のどのような課題をどう解決するか」といったことが、

常に言語化された状態になります。

また、社内のメンバー同士が効率的なコミュニケーションを測ることができます。

なので、一人で作るのではなく、事業メンバーと一緒に

「ああでもない、こうでもない」と議論し合って、検証を続けながら、

完成されていくのが良いでしょう。

では、どのように書いていくのか、

空き駐車場のシェアリングサービス、「akippa」を例にして説明します。

作業は、9つの項目を順番に埋めることです。

以下が9つ項目です。

①課題

②顧客セグメント

③独自の価値提案

④ソリューション

⑤チャネル

⑥収益の流れ

⑦コスト構造

⑧主要指標

⑨圧倒的な優位性

次にそれぞれを説明します。

①課題

解決しようと考えている課題仮説をたてます。

この時点での正解・不正解の議論で時間を取られないようにすること。

例)持ち主:使っていない駐車場がある

  利用者:都心に車で遊びに行った時に止める駐車場がない

②顧客セグメント

誰の課題を解決するかを特定します。

この顧客セグメントは、「20代 男性」などざっくりしたものではなく、

具体的でリアルなペルソナを考えることがポイントです。

例)持ち主:家の駐車場を使っていない人や月極駐車場に空きのあるオーナー

  利用者:駐車場に車を止めたい人

③独自の価値提案

課題に対して自社製品がどういった独自の価値を提供するかを書きます。

製品の最大の売りはなんであるか?

例)akippaは空きスペースを活用しているので、

コインパーキングの3割以下ほどの価格設定で提供できる

④ソリューション

課題の具体的な解決方法を書き出します。

例)空いている家の駐車場や月極駐車場をシェアするアプリ開発

⑤チャネル

顧客との接点を持つ経路を考えます

どうすれば、顧客と直接対話できる機会が増えるかを考えると良いでしょう。

様々な企業とコラボレーション
Airbnb(世界の空き部屋シェアサイト)、ヘイロー(タクシー配車アプリ )など。

⑥収益の流れ

収益モデル(課金形態)を考える。

フリーミアム(無料で集客して、一定のところから課金が発生)や

サブスクリプションモデル(継続課金制)など。

「単価」「人数」「顧客一人当たりの利益の累積」「粗利益」などについても

書いてみましょう。

例)家の駐車場を使っていない人や月極駐車場に空きのあるオーナーさんに駐車場を貸理、駐車したい人に貸す。
貸主の方には駐車料金の○○%を支払いする

⑦コスト構造

CAC(顧客獲得費用)、流通コスト、人件費など製品を市場に出すまでに

かかるお金をまとめます。

例)アプリ開発費、システム設定費用、運用費給料、広告費など

⑧主要指標

KPI(重要業績指標)の想定

KPIとは:キーとなる指標で、

目標の達成に向かってプロセスが適切に実行されているかどうかを計測する役割

まだこの時点ではKPIの設定はしづらいかもしれません。

特に重要なKPIは、アクティベーション率(ユーザーが実際に製品を使い出す率)と

リテンション率(再利用率)です。

また、汎用的に使える指標としてAARRR(海賊指標)というものもあります。

ここでは割愛します。

例)空いている駐車場の数

  CV率(コンバージョンレート)

⑨圧倒的な優位性

競合に対して、製品以外の圧倒的に優位なポイントを書き出します。

重要になるのは、PMFを達成して事業を拡大していくときなので、

この段階で埋められなくても大丈夫です。

例)マインドシェア

  駐車場検索するならakippa(ブランドの構築)

まとめ

以上で、1枚のリーンキャンバスの完成です。

コツを掴んだら、リーンキャンバスで複数バージョンのプランを作ってください。

そしてそれぞれのプランで最も不確実性の高い項目は何かを理解し、検証します。

納得のいくリーンキャンバスができたら、それがビジネスモデルの原石と

なりますので、活用してみてください^_^

では、また〜♪

ABOUT ME
k-tatsu
社会人7年目の医療系専門職。日々の業務に疲れ、現在の環境から抜け出すべく、ビジネス・お金・投資について勉強中。同じような境遇の方の道しるべになれるよう日々奮闘中。 みんなでプチFIREを目指そう!