こんばんは!k-tatsuです。
自分が投資したい会社の株を購入する時に何をみて購入に踏み切りますか?
人から「この会社伸びるらしいよ!」「新しい商品がバズってるよ!」など人から言われたことを鵜呑みにして株を買ったりしていないでしょうか?
今日は、初心者が個別銘柄を買うときにどんな指標に注意したら良いかについて主に3つの指標を説明します。
売り上げ
まず一つ目は、その会社がどのくらいの売り上げを上げていて、前年比やそれまでと比べてどのくらい伸びているかを確認しましょう。利益はまず売り上げが立っていないと出ないですし、利益が出なければ株主へ還元も何もないですから。
営業利益率
次に二つ目は大切なのが営業利益率です。
営業利益率とは、一定期間の売上高にしめる営業利益の割合です。
営業利益とは、売上高から売上原価を差し引いた売上総利益から、販売費及び一般管理費を差し引いたものです。
販売費や一般管理費がどの程度、収益力に影響をもたらしたかを表しています。
営業利益率は企業本来の実力を測る指標です。
営業利益率が高ければ高いほど本業で稼ぐ力があると言えます。
営業利益率が20%以上であれば優良企業と言えます。
ただし、業種によって異なるのである程度他の競合他社の利益率を知っておいた方が良いです。
例えば、飲食店であれば、5〜8%くらいです。
また、IT企業であれば50%以上も珍しくありません。
営業キャッシュフロー
三つ目は、営業キャッシュフローが伸びているかです。
営業キャッシュフローとは、本業における収入と支出の差額で、つまりは本業の利益が伸びているか、本業で稼げているかを示す指標です。
その他のポイント
以上、3つの指標を基本として、目星をつけている会社のライバル会社と比較して伸びているかどうかチェックしてください。
また、その他にも米国株ブロガーのたぱぞうさんの著書「米国株で始める100万円からのセミリタイア投資術」という本で紹介されている以下の個別銘柄を選ぶ際のポイントをチェックしてみてください。
・売上は減っていないか
「米国株で始める100万円からのセミリタイア投資術」 たぱぞう 著
・売上利益率は低すぎないか
・営業利益率は低すぎないか
・配当性向は高すぎないか
・自社株買いをどのくらいしているか
・EPSは下がっていないか
・営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローが下がっていないか
・配当目当てならば、穏やかながらも増配しているか
・持続可能なビジネスモデルか
・ROEは低すぎないか
・PERは低すぎないか
・PERは何倍か、セクター内や他業種、国別で比較してみる
・PSRは同業他者と比べて高すぎないか
※用語
EPS:1株あたりの純利益。年間税引き利益を発行済み株式数で割る
営業キャッシュフロー:本業による収入と支出の差額
フリーキャッシュフロー:営業キャッシュフローから必要な投資等を引き、手元に残るキャッシュのこと
ROE:自己資本利益率。収益性の指標で10%以上が優良企業。高いと投資価値があると判断される
PER:株価収益率。株価が1株当たり当期純利益の何倍かをみる指標。競合他者と比べ、高ければ割高、安けれ ば割安と判断される
PSR:株価売上倍率。時価総額を年間売り上げで割って算出。新興企業同士の株価水準を判断する場合に使用する場合が多い。PSRが低いほど株価が割安、高いほど割高と判断される。
まとめ
個別銘柄に投資する時にIRなどの決算情報から上で説明した3つの指標、売り上げ、営業利益率、営業キャッシュフローをチェックします。
また、同業他社の数字と比較してどうかを確認します。
そしてたぱぞうさんがおすすめする個別銘柄を選ぶ際のポイントをチェックします。
以上、個別銘柄を選ぶときの指標についてでした。
ぜひ、優良企業を見つけて中長期目線で株価を見守っていきましょう!
では、また〜!