こんばんは!k-tatsuです。
人は得るよりも失う方が、2.5倍感情が揺さぶられるそうです。
1万円をもらうか無くすか
得しますよ、よりもしないと損しますよと言う方が買われようです。
思い返せば、大学生のときに国家試験までもう少しで試験勉強に励んでいた時に、おばあちゃんから「バイトできへんやろうからお小遣いにし。」と言われ、3万円ももらいました。
が、試験勉強に疲れ、気晴らしにおばあちゃんから貰った3万円を持ってパチンコへ行ってしまいましたw(いまはギャンブルは辞めました)
結果は、惨敗。。。おばあちゃんの3万円は数時間で消え去りました。←最低ですよね。。
この時の感覚を思い出したのですが、おばあちゃんから3万円を貰った嬉しさより、3万円を擦った悲しさの方が大きかったです。額にすると、5万円くらい失った感覚でした。
で、本題に戻りますが、
行動経済学では、このことを「損失回避バイアス」と言います。
資産運用の場合でも、人は利益を得るより、損をしたくない気持ちの方が大きいです。
ここで2つ質問です!
質問①
a.50%の確率で1万円もらえる
b.100%の確率で5000円もらえる
あなたならどちらを選びますか??
この質問では、約8割の人がbを選ぶそうです。
次の質問です。
質問②
a.50%の確率で1万円を失う
b.100%の確率で5000円を失う
この質問では、約9割の人がaを選ぶそうです。
この場合、期待値で考えれば、同じなんですよね。
なので、上の質問が一度ではなく、複数回行われるのであれば、どちらを選んでも同じということです。
この「損失回避バイアス」は、マーケティングやコピーライティングでも活用ができます。
例えば、「弊社のサービスを利用することで売り上げが5%UPしますよ」と言うより、
「もし仮に弊社のサービスを利用せずに続けると、5%損し続けることになりますよ?」と言われた方がドキッとしませんか?
また、自分がお客さんの立場でセールスされるときのフレーズでこのようなことがあれば、焦らず一度冷静になって、買う場合のメリット・デメリット、買わない場合のメリット・デメリットを比較してみて下さい。
以上、利益よりも損失の方が2.5倍大きく感じる!?でした。
では、また〜♪