投資

株式会社の歴史を知ろう!

こんばんは!k-tatsuです。

今日は日本でも多い株式会社についての歴史を知りましょ〜♪

株式会社のはじまり

株式会社の始まりですが、約400年前、オランダの「東インド会社」が世界で最初に生まれた株式会社と言われています。当時、航海に出ることは大きなビジネスを開拓できるチャンスではあったのですが、リスクも大きく、船員や船の生産費などの経費がかかったり、遭難や沈没などの被害もありました。当時、航海の成功率は20%と言われていました。

そこで多くの出資者を募り、その出資の単位に応じて、航海の後に利益を分配するという方法を考えました。この出資こそが現在の株式のもととなっています。
その後、19世紀には産業革命が起こり、株式による出資を募り事業を拡大する業者が相次いで生まれていきました。

利益を分配するということですが、一つ例をあげると、今までは航海の準備、費用として1億円かかるとしてこの負担を一人(1組織)が出資していました。当然成功すれば莫大な利益を受け取れるのですが、上記で述べた通り、航海の成功率が20%とするとハイリスクすぎます。
そこで10人に1000万円ずつ出してもらい、その証拠として株式という証書を発行します。
この株式を持っている人が株主になります。
これにより、リスクを10の1に下げることができました。
もちろん、利益も10分の1になりますが。

しかし、視点を変えて、ある人が世界中の島へ探検に出かけたくて、航海したいがお金があまりないとします。
そこで出資者を募り、お金を集め、株式を発行することで少ない資金でも航海することができるようになります。出資者には当然見返りとして、航海で得た利益は経費を除いて分配する必要があります。
ここで大切な点があります。
ここで得た利益は全て出資者、すなわち株主のものです。全てです。

現代の会社に置き換えると会社はけっして社長のものではありません。
会社は株主のものです。会社の資産や利益は株主のものです。
よく中小企業の上場していない会社の社長など100%自身で株式を保有している場合などがありますが、その会社の場合は株主は社長なので、会社は社長のものといえます。

株式投資の考え方

上で述べた株式会社の歴史からわかるようにどこかの会社の株を保有するということはすなわちその会社の利益は株式の保有割合分だけもらえるという考え方になります。
また、上の例でいうと、出資者は航海はしないため、万が一沈没や遭難しても出資した金額以上のリスクは追いません。(命も含めてw)

株式投資も同じく、最悪の場合、投資金額は返ってこないかもしれませんがそれ以上の損失を被ることはありません。
ただし、信用取引など証拠金(自分のお金)を担保にそれ以上のお金を動かせるようなレバレッジをきかせた投資は投資金額以上のお金を失う可能性もありますが・・・。

まとめ

株式会社のメリットは、出資を募り、株式を買ってかってもらうことでお金が手元に集まり、自分のお金だけではなし得なかったことを成し遂げるための手段として有効です。
また、出資した側は、その会社が大きく利益を出すことで大きな還元を期待できます。
また、たくさんの出資者=株主が集まることでリスクを軽減できます。

このことを頭に入れて株式投資を始めてみましょ(^^)
そしていろんな会社の株主になろう♪

では、また〜♪

ABOUT ME
k-tatsu
社会人7年目の医療系専門職。日々の業務に疲れ、現在の環境から抜け出すべく、ビジネス・お金・投資について勉強中。同じような境遇の方の道しるべになれるよう日々奮闘中。 みんなでプチFIREを目指そう!