こんばんは、ka-tatsuです。
前回の投稿から期間が空いてしまいました。
「継続は力なり」と言いますが、継続することが一番難しいですね(;_;)
さて、今日のテーマは、世界の通貨について知ろうです。
皆さんは普段使っている円以外の通貨をどのくらい知っていますか?
アメリカのドル、中国の元、フィリピンのペソなど。
ちなみに世界中で通貨の種類はなんと、180種類もあるそうです。
メジャー通貨とは?
外国為替市場の中で取引量が多く流動性の高い通貨はメジャー通貨と呼ばれています。
メジャー通貨は、アメリカ 米ドル・ヨーロッパ ユーロ・日本 円・イギリス ポンド・オーストラリア 豪ドル
・カナダ 加ドル・スイス フランなどを指します。
マイナー通貨とは?
反対にマイナー通貨とは、取引量が少なく流動性の低い通貨を指します。
また、マイナー通貨は、エキゾチック通貨と呼ばれることもあります。
マイナー通貨は、トルコ トルコリラ・南アフリカ ランド・メキシコ メキシコペソなどを指します。
マイナー通貨国はインフレ率が高く政策金利を高くせざるを得ないので、保有すると受け取りスワップは多いです。スワップとは、簡単に言うと、通貨ペア(例えばドルと円などの2カ国間の為替)でのそれぞれの金利差相当額のことを指します。詳しくは、こちら。
各通貨のシェア率
上で述べた主な通貨のシェア率はこのようになっています。以下、
1位USD:アメリカドル44%
2位EUR:ユーロ16%
3位JPY:日本円11%
4位GBP:イギリスポンド6%
5位AUD:オーストラリアドル3%
6位CAD:カナダドル3%
7位CHF:スイスフラン2%
8位CNY:中国人民元2%
9位SEK:スウェーデンクローナ1%
10位NZD:ニュージーランドドル1%
やはり1位はなんといってもアメリカドルですね〜。
日本円は安定通貨として3位に入っています。
ところで、各国の通貨の価値ってどうやって決まっているか知っていますか?
為替レートの計算方法
各国の通貨の価値ですが、例えば、日本円で100円は100円ですが、海外通貨に対する日本円の価値となると様々な要因で大きく変動してきます。
よく経済ニュースの冒頭などで、「本日のドル円は終値が110円でした。」など、毎日レートが変わっています。
外国為替取引では多くの通貨が取引きされていますが、基本的には各通貨間での価値が異なってくるので、これでは価値がバラバラで解りにくくなってしまいます。
そこで世界で一番シェア率が高いアメリカの米ドルを基軸通貨に設定して、その他の国の通貨価値を解りやすく、計算しやすくしています。
この方法を一般的に”クロスレート”と言い、米ドルをベースに各国の取引レートを相対的に計算しています。
通貨の価値がなくなった国
最後に、通貨の価値がなくなった国の例を紹介します。
ベネズエラという国です。
ベネズエラは、南米にある国で、コロンビアの北東に位置する人口約2800万人の比較的小さな国です。
国の経済としては、石油の輸出が大きな収入源となっています。
そんなベネズエラという国ですが、2019年に国家破綻しました。
268万%というとてつもないハイパーインフレによって、国民はモノが一切買えなくなり、人々が蓄財してきた資産は一気に無価値となりました。
インフレとは以前にも別の記事で説明しましたが、インフレーションの略で、物価(日用品やサービスの値段)が上がることを言います。日本では、以前、日銀の黒田総裁が「インフレ率2%を目指します」と言っていたアレです。
で、ハイパーインフレは、その名の通り、インフレ率が2%どころではなく、膨大なインフレとなることを言います。
ベネズエラの268万%とは、例えば、日本のうまい棒がもともと1本10円とすると、ハイパーインフレにより、うまい棒1本が268,000円となるような感じです( ゚д゚)
まとめ
今日は、世界の主な通貨、メジャー通貨、マイナー通貨、各通貨のシェア率、為替レートの計算方法について、そしてハイパーインフレについて触れました。
最後のハイパーインフレは強烈でしたが、日本に住んでいるから円のことだけ知っていれば十分、ではないことが分かっていただけたら幸いです。
また、為替取引の代表格として、FX(外国為替証拠金取引)があります。
FXは、為替レートの差を利用して利益を狙う投資手段です。
世界の通貨を勉強するのには良いと思います。
FXについては苦い経験もあるので、また別の記事で書いてみたいと思います。
では、また〜♪