こんばんは!k-tatsuです。
最近、とっても情報過多だなと思い、ある程度情報をシャットダウンするようにしています。
特にTVは偏った情報が多いので、ネットフリックスやAmazonプライム以外は見ていません。
情報は、newspicksを流し読みするかワールドビジネスサテライトを2倍速で見て得ています。
で、今日は物事をモレなく、ダブりなく考えるために活用できるフレームワークであるMECEについて学んでいきます。
MECEとは
MECEとはあるものごとを「モレなくダブりなく」切り分けた状態のことです。
MECEは、Mutually Exclusive(ダブりなく)、
Collectively Exhaustive(モレなく)の頭文字をとったものです。
MECEに分解
MECEの分け方は、「層別分解」と「変数分解」があります。
◇層別分解:全体を複数の部分に分けてみる!
・ある商品の売り上げが落ちたとします。
→なぜ売り上げが落ちたのかを送別に分解して考えます。
↓
▪️年齢別 〜10代
20代
30代
40代
50代〜
▪️季節別 春・夏・秋・冬
▪️販売チャネル別
・専門店 ・GMS ・コンビニ ・通販 ・その他
※ヌケモレを防ぐために「その他」を用います。
◇変数分解:全体を構成する変数に分けてみる!
「売り上げ=客単価×客数」
売り上げを客単価と客数に分けて、考える。
また、
「売り上げ=商品単価×販売数」
売り上げを商品単価と販売数に分けて、考える。
逆に、MECEに分解できていない例です。
モレあり、ダブリあり
MECEに考えられないと・・・・
ビジネスチャンスを逃してしまうことがある!
MECEの注意点
□重複よりも漏れに注意すること
「抜け漏れ」をなくすための概念であるため、重複がないことも大切ですが、漏れがないかどうかに特に注意してください。
□要素の優先順位を考えること
分類したときに重要性の低い要素も出てくるので、要素ごとに優先順位をつけて切り口を絞り込みしてください。
まとめ
全体を分類する場合、「その他」を使うと理論上、モレはないですが、
全体の3割以上など比較的大きな割合を「その他」に入れてしまうと
大雑把な分類になってしまうので注意が必要です。
また、数の上ではマイノリティでも影響が大きいものに特に注意が必要です。
また、切り分けて意味のある分け方が極めて重要です。
例えば、商品別に売り上げを把握したい場合、
ア行、カ行などアイウエオ順で切り分けても特に意味がないです。
以上、「MECEとは?」でした。